女子大生入門

関西の女子大生が書く女子大生のリアル

女子大生入門とは

15;39

 

女子大生入門という言葉に込めた意味

 

それは、女子だからという言葉で誰も苦しまないように。入門として説明したいと思ったとか、大学生活を充実させてほしいとかそういうことではなく、

私という女子大生はこんな風に感じてます、考えていますという表明みたいなものだ。

これで楽しんでくれる人がいればいいなと思って始めた。

 

女子大生の考えていることを知りたい人のきっかけになればいいと思っている。私は1人で書いているから、多数意見ではないけどこんな考えをしている女子大生がいることは事実だから、入口として入門という名前はいいんじゃないかなと思っている。

 

初めてブログを始めたときは、ディズニーチャンネルのスターの情報を書いていた。小学生の頃で、インターネットを使っている人も少なくて、繋がるというよりも紙の消費を減らせるなくらいの感覚だった。

 

なぜこんなことを言い出したかというと、私が片足を就職活動なるものに突っ込み出す時期になったからである。

 

もしあの小学生のことにしていたブログを今まで続けていたら?もし、中学生の時にBethany motaの真似をしてVlogなるものを続けていたら?もし、あの時、、と考えることが増えてきた。それは、後悔というよりも興味に近いもので別に人生100年時代今からでも全く問題なく始められることだらけである。

 

ただその中で一つだけ後悔があれば、自分が何を感じていたのかを忘れてしまっていることだ。 私は人よりも記憶能力が低い。生活に支障をきたすものではないが、思い出というものを覚えていくことができない。故に人の顔名前を覚えるのも苦労する。 会わなくなったらすぐ忘れる。小学生のことのブログをしていたのを覚えているのもこの間ノートが出てきてそう書いていたからだ。

 

だから意識してどう感じていたのかを書き留めていきたい。何が嫌で何に違和感を感じて、何に腹がたったか。諦めがちな自分が、諦めない方法は怒りとか違和感をどこかに書き留めておくことなのではと思うようになった。

 

女子大生はいきなり自由になって、いきなり汚い大人を見せられたりする。よくわからないルールやしきたりを知って、先輩から過去問を貰えるかどうかで成績が変わったり、先生とラインができるかで成績が変わったりすることに気づく。高校の頃の派手な女の子たちが先生から好かれていることた先輩の媚びを売れる子が、可愛がられていることも知っていたけど、それよりももっと大きな贔屓が存在すると気づく。世界が平等でないことに、対面する。

 

面接で結婚する気があるかと聞かれて、雑誌で受かるメイクを特集されたかと思えば、男女差別についてのレポートを書かされて、一気飲みをさせられている男子を横目に見たり、一気飲みをさせられた女の子が亡くなった話とか、ストーカーに殺された女の子の話とか、可愛い服の可愛くない値段とか、人は見た目じゃないという言葉が5年前には流行っていたけど、今は見た目も実力であるって言われたり、自分より年下の子が自殺をしている事実を実感したり、SNSフォロワー数をインターンで聞かれたり、タピオカが流行っていることをワイドショーでバカにされたり。大学に行きたいと呟いたら責められている子を見たり、ギャラのみだとかパパ活だとかをバカにするおじさんの話を聞かされたり、若い人と働いていることを自慢したい人の駒として使われたり。起業意識がないこととか、大手を目指さないだとかをバカにされたり。3組に1組が離婚している時代に、女性ばかりが育休をとっている事実とか、

 

そんなことを忘れてしまう。その方が楽だから。楽することは悪くない。元気な人が戦えばいい。でも自分が元気な時に、その怒りを忘れていたら、元気のない人を助けられない。

 

私は元気な人にこの違和感とか感じていることが届けばいいなと思う。元気のない人に楽しみ方が伝わればいいなと思う。

 

私は、私が居心地が悪いと感じる言葉を発信した個人を責める気はないけれど、それを発信できてしまう環境を作った雰囲気とか空気とか、誰もそれに異議を唱えなかったという事実とかそういう部分がすごくかわいそうだと思う。彼らも、彼女らも正しいと感じてそういう価値観を作られてきたわけで、自分1人でその考えに辿り着くはずはない。

 

そういう人に、一歩だけ立ち止まってもらえるような言葉を発せられるような人になれたら、

 

コロナのおかげでSNSで人と連絡を取ることにハードルを感じなくなったこの時代だからこそ、もっと生きたいと思える世界を作れるんじゃないかな

 

レポートが進まないから、ちょっと筆休めに書いた私の意思表明。みたいなもの。